元凶仮面との決戦








「お前らをもう地上の世界へ帰れない様にしてやる!」

 ムジュラは触手を揺らしながらあちこちに浮遊している。そして目の前から火の玉の様な光を作ると、そこからビームを放った。
 マリオ達は各々の方向へ走り、技を避ける。

「ヒヒャハハハ! 楽しい鬼ごっこになるなぁ!」
「うわわわ!」

 マリオをビームが追い掛け、マリオは慌てて走りながら、マントを使って飛び立つ。拳を構え、ムジュラへ高速で向かった。

「ムジュラ! このパンチを避けられるかな!?」
「ヌオッ!」

 ムジュラの顔面へパンチをくらわした。ガツン! と言う音が響き、衝撃で互いの間が開く。
 ダメージを与えたかと思いきや、

「うおぉ、いってえぇぇ……!」

 ダメージを受けたのはマリオの方で、マリオは涙目になり、腫れ上がった手をブラブラさせる。

「何て固い顔なんだよ……ん?」

 油断したマリオの目の前にいつの間にかビームの光が現れ、マリオは諸にそれを受けてしまった。

「うわああぁ!!」
「マリオ!」
「マリオさん!」

 床へ膝を付き、特にダメージを受けた右肩を押さえ付ける。右肩は実はまだ完治しておらず、またあの時の傷がうずき始める。

「いててっ! くそお、右肩さえ負傷しなかったらなぁ……」
「マリオ! あの状態だとムジュラに何回攻撃しても無駄よ!」

 そこへナビィが飛んで来た。

「本体の裏に一度攻撃した方が良いわ!」
「……それを先に言ってよ!」

 ダメージを受けたマリオはうっかり怒鳴ってしまった。ナビィは短い悲鳴を上げ、羽根を垂らし、小さな声で謝罪した。

「マリオさん! ナビィ! そんな事してる場合じゃないよ!」

 ビームから逃れながら鬼神リンクは彼らへ声を上げた。気付かされた彼らはハッとする。

「よし! 行くぜ!」

 改めてマントを整え、飛び立つ。ムジュラは鬼神リンクをビームで追っているのに集中している。

「とりゃああ!」

 マリオは隙だらけになったムジュラの裏へ向かって思い切りキックをくらわせた。

「! うぎゃあああ!!」

 ムジュラは変な悲鳴を上げた。

「どうだ、ムジュラ! まいったか!」
「……これで勝ったと思うなよ?」

 するとムジュラは闇の光に包まれ、シルエット状態になると、形が変形していく。そして今度は手足が細長い、紫の人間型になったのだ。

「なんだありゃあ!?」

 マリオ達は見開いた。
 変形したムジュラはあちこち飛び回ったり、踊り狂ったりしている。その動きは素早く、目で追うのも必死になってしまう。

「くっ! 速すぎてどこだか見切れない!」
「マリオ、後ろ!」
「!? うぐあっ!」

 マリオが気付いた時は、既にムジュラに蹴り飛ばされていた。そして床へ叩きつけられる。

「ゲホッ! くう、好きでダメージくらってる訳じゃないってんだよ!」

 マリオは飛び立ち、跳び跳ねるムジュラの攻撃を避け続ける。

「! 子リン!」
「!」

 マリオは慌てて子リンの名を叫んだ。鬼神リンクはマリオに振り向くと、その間にムジュラが素早いパンチを繰り出して来た。鬼神リンクは剣を構え、それを受け流す。

「く……!」

 衝撃で体がビリビリと痺れるが、何とか踏ん張る。

「はあっ!!」

 そしてそれを弾いた直後に剣を縦に大きく振る。すると、ムジュラの片腕が飛んだ。

「ヒッ! キャアアア!」

 ムジュラは更におかしな悲鳴を上げ、失った自分の腕を見る。断面からは紫の、魔法の様な煙が吐き出されていた。

「……ヒョーホホホホ!」

 だが後に笑い出し、かなりのスピードキックを繰り出して来た。
 鬼神リンクは剣を構えて防御をはかろうとするが、瞬時に出されたスピードの力で呆気なく吹き飛ばされてしまった。

「うわあ!」
「子リン!」

 蹲ってしまった鬼神リンクにムジュラが跳ねながら近付いて来る。

「オイ! 僕を忘れるな、キモダンサー!」

 そう呼ばれたムジュラはピタッと止まり、マリオに振り向く。ファイアボールを既に作っておいていたマリオは、直ぐにそれを指から発射させた。

「キャアアア! アチチチチ!」

 ムジュラの尻にファイアボールが命中した。ムジュラは尻を抑えながらあちこち跳ね回る。

(……忙しい奴だな)
(……忙しい奴ね)

 マリオは何と無くそう思った。ナビィも恐らく同じ気持ちだ。

「ありがとう、マリオさん!」

 鬼神リンクは立ち上がり、剣を軽く上げる。

「よし! 次はぁ……!」

 大分ムジュラの動きを読めてきたマリオは、今度は床すれすれで飛行を始めた。そして足を前にし、ムジュラが床に足を付けるのを見計らう。

「今だ! とあああぁ!!」

 見事足払いに成功し、ムジュラは派手に転倒した。

「!?」
「子リン、チャンスだ!」
「はああぁ!!」

 鬼神リンクは走りながら高くジャンプし、剣先を下にして急降下する。俯せ状態であるムジュラの背中に、鬼神リンクの剣が深々と突き刺さった。

「グアアアァァ!!」

 ムジュラが叫びを上げると、鬼神リンクは剣を引き抜き、後ろへジャンプしてマリオの隣に立つ。

「ムジュラ、そろそろ堪忍したらどうなんだ?」

 マリオは腕を組み、鼻を鳴らした。だが、鬼神リンクとナビィは黙っている。様子が妙に違うと感じたマリオは彼等を見た。

「? 子リン、ナビィ、どうした?」
「マリオ、見てっ。ムジュラが……」

 ナビィはマリオの側まで飛んでくる。
 マリオは言われた通りにムジュラを見た。
 俯せに倒れていたムジュラは、床に手を付け、ゆっくりと起き上がった。ゆらりと体を大きく傾かせながらこちらを向き、ニタリと笑う。

「ヒヒヒヒ……ヒヒャハハハ!」

 笑いながらまたもや体を変化させた。益々巨体になり、今度は片手に長い鞭を握る。

「そうか、あれが最終形態って訳だな?」

 マリオは改めて気を引き締めた。ナビィも気を引き締め、鬼神リンクも、剣をゆっくりと構える。

「どんどん楽しませてくれ! ヒヒヒヒ!」
「うわ!」

 ムジュラは鞭を大きく振り回した。それはかなり長く、少なくともこの空間内の範囲だと余裕だろう。マリオ達は慌てて鞭攻撃から逃れる。鞭は床に僅かな割れ目を作った。

「諸にくらったらひとたまりもないぞ!」
「鞭を避けつつ攻撃。これしか無いわね」
「よしっ。マリオさん!」
「分かってる!」

 マリオと鬼神リンクは各々別の方向を走っていった。どちらかが囮になり、どちらかが攻撃を仕掛ける作戦で行くのだ。ムジュラは冷静に二人を見ると、鞭を横へ大きく振る。

「うわわ!」

 マリオはジャンプ、鬼神リンクは膝を付いてそれを避けた。

「そっか、攻撃範囲が半端じゃないんだった……」

 マリオは呟いた。そして作戦は失敗に終わった。

「俺のこの鞭攻撃……避けられるかな!?」

 ムジュラは今度は思い切り振った。

「! 見えない!?」

 正確には見えない程のスピードだ。ムジュラが振ったとほぼ同時にマリオを鞭で巻き付け捕える。

「うわっ、しまった!」
「マリオさん! うっ!」

 鞭はもう一本あった様だ。油断した鬼神リンクも鞭に捕まってしまう。

「マリオ! リンク!」

 ナビィは、マリオを捕えている鞭をぐいぐい引っ張るが、ナビィの力ではどうにもならない。

「ヒヒヒヒヒ! 黒焦げになりなあ!」
「うわあああ!!」
「うぅっく!!」

 ムジュラの体から怪しげな紫のオーラが溢れると、鞭を伝って電気が流れる。逃げる術が無いマリオと鬼神リンクは大量の電気を浴びてしまう。

「どうしよう! このままじゃ二人がやられちゃう……!」

 彼等を見ているナビィはオロオロしていた。

 ──危機に陥っているのならば、手を貸してやるのだ。

 その時、前に行った谷で、マーシスに教えて貰った言葉がよぎった。それを繰り返し聞き、そしてナビィは決意した。

「くっ……くそ!」

 マリオ達は、電撃をくらった後は若干黒焦げ状態になっていた。未だに体が痺れていて、麻痺している様だ。

「人が苦しむのを見ると快感だな。ヒヒッ!」

 明らかに人をいたぶるのを楽しんでいる。マリオはそんな奴は断じて許さず、ムジュラを弱々しく睨んだ。

「このまま真っ黒焦げにしーちゃおっ」

 そして再び体からオーラを放つ。ちゃんと動けないマリオ達は最早ここまでかと思った。

「えぇい!」
「ナ、ナビィ!?」

 マリオ達は、突然動き出したナビィを見る。
 いきなり何をするのかと思えば、ナビィは、ムジュラの周りを回り始めたのだ。

「うお!? 何だ、お前!」

 ムジュラはナビィを目線で追う。ナビィは構わず奴の顔のとこまで来ると、少しずつスピードを上げて顔の周りをぐるぐる回る。

「なんか頭がクラクラー……」

 ナビィを見ている内にムジュラは段々目を回してゆく。
 それで力が抜け出し、鞭も緩んで来た。

「お、鞭が緩んだっ」
「はっ!」

 マリオは力任せでそれをほどき、鬼神リンクは剣で鞭を切り落とし、二人は脱出した。

「くっ、この糞妖精が!」

 ムジュラはナビィを睨み、手を出そうとした。

「やめろ、ムジュラ! 相手は僕達だ!」

 マリオは炎のパワーを溜め始めた。その前に鬼神リンクが立ち、そしてムジュラに向かって走り出す。

「生き物の住む世界は遊びの世界だ! 人間なんか……生き物なんか……只のオモチャに過ぎないんだあ!」

 ムジュラの体は影色になり、原型を崩しながらも彼等に襲い掛かろうとする。
 マリオはタイミングを測り、炎を作る。

(空間神よ、どうか僕達に力を!)

 マリオの体から、赤色混じりの虹色オーラが溢れ出る。マリオの目も炎の色に燃え上がっていた。

「そんな風に考えてる奴はなあ!」

 作る炎が一気に膨張し、そしてマリオは叫んだ。

「この世界で、生きる資格はなああああい!!」

 両手を突き出すと、龍の如く巨大な炎の光線が放たれた。

「ふん、そんな攻撃、十分避け……何!?」

 ムジュラは言葉を切らし、次の展開に思わず見開いた。
 マリオが狙っているのはムジュラでは無く、鬼神リンクだった。鬼神リンクはそれを待っていたかの様に、マリオが巨大な炎を放ったと同時、走りながら剣を上へ掲げた。すると剣は炎をキャッチし、炎の剣と化した。

「な! あんな小僧の剣が、炎のパワーで威力が上がるだと!? 生意気なああぁ!」
「ムジュラ、もう鬼ごっこも終りだ!」

 鬼神リンクはジャンプし、ムジュラへ剣を構える。そして思い切り振った。

「!!」

 ムジュラは切り裂かれ、炎で体を焼き尽される。

「ギャアアアアァァァァァ!!」

 バラバラになった為、直ぐに燃え尽きた。
 ムジュラが消滅すると、ムジュラの作った空間がグニャリと歪み出す。




「? オイ、あれは何だ」

 ザコ敵を倒した後にスネークがふと上を向くと、何かに気付いた様だ。
 人面月の目から涙らしきものが溢れ落ちようとしている。やがてそれは目から落ちてきた。

「!」

 最初に気付いたのはメタナイトで、フビルの剣を弾いた直後、翼を使ってそれを掴んだ。すると、そこから白く柔らかな光が現れ、メタナイトの体へ吸い込まれていった。

「くそ、欠片か!」

 フビルは悔やむ口調で言い放った。メタナイトはそんな彼を見て、フッと笑いを落とす。
 月はやがて、上から光に溶ける様に消えていった。

「うわあぁ!?」

 消えるとマリオ達は空中にいた。仮面を外した子リンは何も装備していないので直ぐに落下し始めた。

「わわっ、子リン、危ない!」

 マリオはとっさに子リンの手を掴んだ。が、手がスルッと抜け、子リンは時計塔の上に結局体を打った。

「いってえぇ……」
「あはは、悪い、子リン。切りふだ使ったばっかだから体力無かったんだ」

 ゆっくりと降りて来たマリオは頭を掻いていた。子リンは、全く、と息を吐き、頭と腰を擦っていた。

「こんなのんびり屋さんを見てるとむしずが走るな」

 ディバは嫌そうな顔をして息を吐くとフワリと浮遊した。ミエールも、気を失った狼リンクを抱えて浮遊する。

「! リンク!」

 フォックスは狼リンクを見て声を上げた。

「お前達、戻ってこい」

 ディバが呼び掛けると、ザコ敵軍団は素早く撤退し、クローン達は血の色になって液体化すると、彼の手へおさめられた。狼リンクはミエールの腕の中にいる為、彼もクローンと一緒に消える。

「仮面も欠片も失敗に終わったか。まあ良いや」

 意外と軽く言い放つディバだが、スマブラは戸惑ってしまう。

「良いかディバ! お前達より先に、残りの欠片を全て取り戻してみせるからな!」

 マリオは彼に、ビシッと指を突き付ける。

「取り戻したら、お前達の持つ欠片を奪い返し、絶対にギガ軍を倒してやる!」
「何とでも言ってると良いさ」

 ディバはニヤッと笑い、彼等を見下す。

「じゃ、次の世界でまた会おうぜ。あ・ば・よ!」

 携えている欠片の力を借り、その場から消え去った。

「皆、怪我はない?」

 マリオと子リン、そしてナビィは、急いで仲間達のとこへ向かった。

「うん、大丈夫だよ!」

 カービィはハンマーを肩に掛け、ニコッと笑う。
 仲間達は、多少怪我はしているものの、全員ピンピンしている。マリオ達はホッと息を吐いた。
 上から深い遠吠えの声が響いた。上を見ると、四人の人達が下を見ている。一人が手を地面へ下ろし、何かを乗せると、ゆっくりと手を上げた。大きな手にちょこんと乗っているのはスタルキッドだ。チャットとトレイルも彼について行く。
 スタルキッドは泣きじゃくっていた。再会出来た喜びと、今までの寂しさが掛け合わされて生まれた涙だろう。巨人も、つぶらな目を潤しながら彼を見守っていた。

「無事再会出来て良かったな」
「ああ」

 彼等を見ながらマリオが子リンに言うと、子リンは顔を動かさぬまま笑顔で頷いた。

「どうやら、俺達も再会出来る様だ」

 スネークは一人顔を動かし、明るい地平線を眺める。近くにいたスマブラも吊られて地平線を見た。
 三日後にタルミナは滅亡すると言われていたが、四日目の朝日が昇ろうとしている。普段は何とも思わない朝日だが、次の日が来るのは本当に有り難いことなんだなと、ここにいる誰もがそう思っていた。




 そして、新しい朝が来た。
 スマブラはクロックタウンの広場にて、次の旅の支度をする。

「……」
「? どうした、マリオ?」

 少しボーッとしているマリオに最初に気付いたフォックスが話し掛ける。

「……さっき子リンから聞いたんだけどさ」

 マリオは、手を止めていた支度を再開させると口を開いた。

「ムジュラって奴、生きている間は、タルミナの世界をオモチャの様な扱いで支配していたみたいなんだ」
「……それって、巨人達がいなくなったことにも関わるのか?」
「そうみたい」
「そっか……」

 この世界は、悪の手の上で踊らされていた。それはどれ程許せないか、互いリーダーの位にある二人は思っている。
 そこへ子リンが歩いてきた。

「子リン、もうこの世界に戻ってこれたし、ここに残るか?」
「……そうだな。ここへ帰って来る為に、マリオさん達と旅をして来たんだし。あまり役に立てなくて悪かった」

 子リンは少しうつ向き、頭を掻いた。マリオとフォックスは顔を見合わせ、クスッと微笑むとマリオが口を開いた。

「何言ってるんだよ。仲間と平和の為に戦ってくれたじゃないか。皆だってそうだし、勿論、子リンもだよ」
「マリオさん……」
「この世界の平和は、お前に任せるからな」
「……ああ、分かった。任せてくれ!」

 マリオの言葉に子リンは元気を取り戻し、自分の胸に拳をドンッと当てた。

「リンク!」

 子リンを呼ぶ声が聞こえた。チャットが飛んで来たのである。

「チャット! スタルキッドと一緒じゃ無かったのかよ!」
「……あんた達にお礼を言いたくて来たのよっ」
「お礼……」

 チャットの声は大きいのでスマブラは全員彼女に振り向いた。
 チャットは少しの間を使い、そして顔を上げた。

「スタルキッド達を助けてくれてありがとう……それだけよ。じゃあ!」

 そして、逃げる様に飛んで行ってしまった。

「チャットはこう言うこと言うの、あまり慣れて無いのよ」

 彼女を見ながらナビィが教えてくれた。それに納得したマリオは、ああと言いながら何度も頷く。

「そこがチャットらしいね」

 と言ってみると、広場に笑いが響いた。

「そろそろ行こうよ、次の世界へ!」

 カービィは手を振った。

「欠片もそうだけど、リンクも助けなきゃね!」
「──そうだな」

 リンクは未だに自分自身の心をちゃんと取り戻していない。子リンの話だとまだリンクの良心が残っていたみたいだけど、単なる偶然かも分からない。
 急いで次の世界へ向かわねば、リンクを元に戻す方法はもう無いかも知れない。

「頑張ってな、マリオさん! 皆も!」

 子リンは勇ましい表情で言った。マリオ達はそんな子リンを見ると、かなりの勇気を貰った気がした。

「ああ。子リンこそな!」

 そして、差し延べてきた手をマリオが強く握った。

「マリオ、そろそろ良いか?」

 メタナイトは欠片を片手にマリオを見る。マリオは頷くと、懐から欠片を取り出した。二つの欠片が輝いて浮遊し、一つになる。そして大きな光を放つと、スマブラを次の世界へワープさせた。
 スタルキッド達は、巨人の手の上から彼等を見ていた。

「トレイル、チャット」
「何、スタルキッド?」
「何かしら」

 スタルキッドはその広場を見ながら口を開いた。

「あいつら、また遊びに来てくれるかな、このタルミナに?」

 少し不安げに紡ぐ彼に姉弟は見合わす。

「来るわよ、きっと!」
「うん!」

 そして自信を持って答えた二匹の妖精に、スタルキッドは嬉しそうに笑っていた。










 ──to be continued──