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その朝、スマッシュ戦士達は何事もなく過ごしていた・・・はずだが。 「皆ァァァァァァ!!!!!」 ダッシュでネスが駆けてくる。 「五月蝿いよ、ちび。」 冷静にさらっとマルスが言う。 「で?どうした、ネス。」 マリオが言う。 すると、ネスは……。 「狐のお兄ちゃんが風邪ひいた!!!」 「…なんだって!?」 +―愛の特効薬―+ フォックスが、風邪を引いた。 リンクやネスは勿論、フォックスは人気があるため、色々な人がお見舞いに来た。 しかし、来ない奴がまた一名ほど。 ルカリオである。 すごい仲の良いルカリオがなぜこないのか。 誰も予測はできなかった。 フォックスも、そのことには感づいており、苦笑いだった。 ―夜。 フォックスが月を眺めていると、急にドアが開く。 「…入るぞ。」 「…どうしたんだ、“ルカリオ”」 ドアを開けたのは、昼間来なかったルカリオ。 「…風邪の具合はどうだ?治りそうか…?」 彼は彼なりの心配をしているようだ。 「…まぁまぁだ。」 「……そうか。」 沈黙が続く。 二人の目は、満月に照らされて、灼眼は見るにも妖艶。 フォックスのエメラルドグリーン色の目は宝石以上に綺麗だった。 更にフォックスは風邪を引いていて、顔が赤く染められていて。 ルカリオは、ここで押し倒したらいけないと、必死に理性と本能が戦っていたが、気がつけば抱き締めていた。 流石のフォックスも驚いていたみたいだ。 「ル、ルカリオ…?」 フォックスが慌しい、動揺しているかの声で問う。 「フォックス……。」 ルカリオは、既に理性が飛ばされたらしく、優しく、深く口付けをしていく。 フォックスも、最初はあせっていたが、次第に受け入れた。 息が荒くなっていく。 そのうち二人は抱き合い、ルカリオはフォックスのいるベッドへと沈み込んでいった。 「あ…はぁ…っ…。」 部屋から聞こえる、甘い声。抱き合う二人の影。それは正しくフォックスの声。もう一人はルカリオ。 「ルカ…リオ……あぁっ…!!!」 ルカリオは、抱き合う彼の首筋を噛む。赤い花弁などはつかないが、噛み痕は残るため、いつもピカチュウにばれて、報告される ことがしばしば。 「もう限界か、フォックス。あいかわらず受けは弱いものだな。」 「何を言…あぁぁっ!!は…」 ルカリオは秘部に指を入れ、動かしてほぐしていく。 「うっ…はぁ…ん…!!!」 「…。」 「…んあぁ!?ルカ…リ…!!!」 いきなり入れた彼に、フォックスは彼を受け止める。 フォックスはもう、ほぼ限界に達していた。 しかし、ルカリオは限界のそぶりを見せない。 二人は既に理性を飛ばしている。 「…イくぞ、フォックス。」 「あぁぁぁあ!!!!」 甘い絶頂の声を挙げた。 二人は深い口付けを交わす。 そしてフォックスは次第に眠りに落ちていく。 ルカリオは、ベッドから抜け、部屋を出て行った。 「狐のお兄ちゃん、もう平気?」 「おぅ、ぴんぴんだ!!!!」 「ピカッチュ〜・・・?(またヤったんだね、ルカリオと。)」 「へぇ、ルカリオと・・・・。」 「言うな馬鹿ァァ!!!」 元気になったフォックスが、顔を赤くしながら否定する。 ただ、元気になったと言っても、酷い腰痛を抜いてだが。 「あ、そういやルカリオは?」 「まさか、風邪とか?」 「移っちゃったのかな?」 ニヤニヤしながら話すネスとリンク。 「お、俺、ルカリオ探してくる!!!」 「こほっ・・・・・・。」 ルカリオはというと、ちょっと風邪を引いたらしいけれど。 本人は気にしないでいた。 「ルカリオ?!!!!」 「フォックス、元気になったのか?」 「俺の風邪、移しちまったんだってな。」 「ん?気にするな、別にいいことだ。」 「そうか・・・・、今日はヤりにこないのか」 ニヤリと笑いながら言う。 その言葉にむっと来たのか 「今日か・・・・暇だったらな。」 「俺はいつでも歓迎するぜ、恋人。」 「暇だったらな。」 こうして、今日もフォックスとルカリオは仲良く仲良くスマハウスへ帰っていきました。 END。 【アキ・ザクラの勝手コメント】 ブッ(鼻から何か出た様です)!! ななな何とも興奮する文章なんでしょうか! 読みながらでも読んだ後も暫く悶えてしまった焦りましたよ! 風邪ネタはやっぱり甘い系が一番ですね。うふふ、体を温め合うシーンが何とも言えず、ドキドキしてしまいました! 來様、素敵な小説を本当に有り難う御座いました!! 2008年4月13日 |